いわくつきの土地を売却する方法や注意点について解説!

2022-10-25

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いわくつきの土地を売却する方法や注意点について解説!

過去に事件や事故で人が亡くなった、いわゆる「いわくつき」の不動産を売却したい場合は、通常の不動産よりも売却が困難になることが予想されます。
しかし売却方法に工夫をすれば、売れないわけではありません。
そこで今回は、いわくつきの土地を売却する際に、その原因となっている事柄が価格にどれぐらい影響するのか、どのような方法で売却すると良いのかについて解説します。
売却する際の注意点もお伝えしますので、さいたま市を中心に埼玉県でいわくつきの土地の売却をご検討中の方は、ぜひご参考にしてください。

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いわくつきの土地はどれぐらいの価格で売却できる?

いわくつきの土地はどれぐらいの価格で売却できる?

「いわく」とは、好ましくない特別な事情があることや、良くない評判があることを意味します。
過去に事件や事故の現場となり人が亡くなった「事故物件」が建っている土地や、良くない噂があるような土地は、いわくつきの土地として敬遠されることが多いです。
したがって、通常の土地を売却する場合よりも、売却が困難になることは事前に理解しておく必要があります。

売却時の影響

相場よりも価格が安くなる
いわくつきの土地をすすんで購入したいと考える方は少ないため、市場相場に近い価格で売り出しても、買主が現れることはほとんどないでしょう。
したがって、物件の状態が良かったとしても査定価格は通常より低くなり、売却価格は相場よりも安くなるのが一般的です。
どれぐらい安くなるのかは、過去に起こった事件などの内容や土地の状況にもよりますが、相場よりも2割から5割程度は価格が下がると考えておく必要があります。
売却が長引く
不動産を売却する際には3か月から半年程度かかるのが一般的ですが、通常の不動産でも、場合によってはそれ以上かかるケースが少なくありません。
いわくつきの土地の場合、「過去になにか問題があった」というだけで、購入を検討する方がほかの物件よりも少なくなります。
つまり、いわくつきの土地の場合は、売却期間が長期間になる可能性が高いのです。

あまり影響がない場合もある

「いわくつきの土地は絶対に購入したくない」という方もいれば、「安いのなら購入したい」という方も実はいらっしゃいます。
したがって、交通や生活の利便性が高く、土地自体に魅力がある場合は、早く買主が見つかるかもしれません。
つまり立地条件が良い場合、相場よりも少しの値下げは必要ですが、大幅な値下げをしなくても売れる可能性はあるのです。
また、いわくつきの土地だと言われていたとしても、それが噂だけの場合は、通常どおり売れることもあります。
たとえば「心霊現象が起きる」などと噂になっている土地の場合、過去に事件や事故などで人が亡くなったという事実がないことがわかれば、ほとんど影響なく売却できる可能性があるのです。

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いわくつきの土地を売却する方法

いわくつきの土地を売却する方法

いわくつきの土地は、相場よりも低い価格での売却になることや、売却が長引く可能性が高いことを前章でお伝えしました。
しかし、たとえいわくつきの土地であっても、相場に近い価格で早く売却できる方法があれば知りたいですよね。
そこでここからは、いわくつきの土地の売却を成功させる方法について解説します。

駐車場として貸すことで記憶が風化されるのを待つ

事件や事故で人が亡くなった建物がある土地を売却する場合、リフォームや解体を検討する方が多いでしょう。
しかし、リフォームをしてもなかなか買主が見つからない可能性があります。
また建物を解体して更地にしても、事故物件サイトなどに掲載されている場合は、家を新築するための土地を探している方からは敬遠されるでしょう。
そこで、建物を解体するのであれば、すぐに土地を売り出すのではなく、まずは駐車場などの用途として貸し出す期間を設けることを考えてみましょう。
そうすることで印象を良くし、月日の流れとともに「事故物件が建っていた」という記憶が風化され、最終的には売却できる可能性があります。
ただし、高額な解体費用を準備する必要があるうえに、駐車場としての需要がないエリアの場合は、借主が見つからないかもしれないというリスクがあることを頭に入れておきましょう。

立地条件が良ければ通常どおり売却活動をおこなう

前章でもお伝えしましたが、いわくつきの土地でも、立地条件や人の受け取り方によってそれほど影響がない場合があります。
とくに土地の需要があるエリアでは、通常の土地を売却するときと同様、不動産会社に仲介を依頼して売却活動をおこなうことで、買主が見つかる可能性があります。

不動産会社の買取を利用する

売却が長引きそうなエリアの場合や、早く手放したいという方は、不動産会社の買取をご検討されてはいかがでしょうか。
買取の場合、不動産会社がそのままの状態で物件を買い取るため、リフォームや解体を考える必要がなく、売却活動もおこないません。
買取価格に納得すればすぐに手続きへと進み、早く現金化できますよ。
ここまで、いわくつきの土地を売却する方法として3つご紹介しましたが、どの方法を取ると良いのかは、個人で判断するのが難しいかもしれません。
したがって、いわくつきの土地の売却を検討する際は、まず不動産会社に相談することから始めましょう。
弊社は、お客様のご要望に沿った販売方法をご提案しますので、まずはお気軽にご相談ください。

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いわくつきの土地を売却する際の注意点

いわくつきの土地を売却する際の注意点

それでは最後に、いわくつきの土地を売却するうえで知っておくべき注意点をお伝えします。

注意点①告知義務がある

いわくつきの土地を売却する場合、その内容を買主に伝える「告知義務」があります。
ただし、人が亡くなったという事実があっても、すべてのケースで告知義務があるわけではありません。
告知義務の有無については、2021年10月に策定された「宅地建物取引業者による人の死の告知に関するガイドライン」において、次のように定められています。
告知義務がある

  • 不自然な死:他殺・自殺・火災による事故死など
  • 発見が遅れた自然死:遺体の腐敗がひどく、特殊清掃をおこなった場合

そのほか、原因が明らかでない死についても、「告知義務がある」とされています。
告知義務がない

  • 自然死:老衰や病死
  • 日常生活で起きた不慮の死:階段からの転落、入浴中の転倒・溺死、食事中の誤嚥など

人が居住していくうえで自然に訪れる死や、事故であっても事件性がない死については、「告知義務はない」とされています。
売却しようとする土地に告知義務がある場合、それを怠ると「契約不適合責任」を問われ、買主から損害賠償を請求されたり、契約を解除されたりする可能性があります。
したがって、売却の相談をする際には、不動産会社に事件や事故の内容を伝え、その土地の告知義務について担当者と一緒に確認するようにしましょう。

注意点②相場を調べておく

いわくつきの土地は、相場よりも安い価格での売却になるケースが多いのが実情です。
しかし、それほど値下げをしなくても売却できる場合があるのに、事故物件だからといって大幅に安い査定価格を提示されることがあるかもしれません。
したがって、その価格が適切なのかを見極めるために、ご自身でも近隣の相場を把握しておくことが大切です。
弊社は、類似物件の査定事例を参考に、地域の事情を加味した査定価格を提示いたしますので、まずは弊社の無料査定をご利用ください。

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まとめ

いわくつきの土地を売却する場合、その原因となった事件や事故の内容にもよりますが、売却価格が相場の2割から5割ほど安くなるのが一般的です。
売却期間も通常の物件よりも長くなる可能性が高いため、早く手放したいという方は不動産会社の買取も視野に入れて検討しましょう。
「売却の窓口 上野店」は、さいたま市を中心に埼玉県で不動産売却をサポートしております。
買取のご相談も承りますので、いわくつきの土地の売却をご検討の際は、ぜひ弊社にお任せください。

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